『大長今』に出てくる宮中の台所、100年ぶりに復元(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 14:27
朝鮮時代の王は普通、一日に5食を食べた。12膳の朝食(午前10時)と夕食(午後5時)のほかに午前7時には白米のおかゆとおかずが置かれた食膳を、午後1時と夜9時には麺を主とした飯果床を食べた。
秋夕(チュソク、中秋)のような名節の宮中宴会では、新米で作られた松餅(ソンピョン)や里芋汁、さまざまなナムルなどが40皿以上出される大規模な祝宴が準備された。だがソウルにある朝鮮時代の5大宮廷には、宮女たちが王のための食事を作った厨房が一つも残っていない。戦乱と日帝強制占領期間を経ながらほとんどが焼失したり取り壊されたりした。