北朝鮮、日本で生まれた金正恩の生母の出生地を“すり替え”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.14 08:43
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長には決定的な障害物が一つあった。生母・高英姫(コ・ヨンヒ)の出身地だ。「喜び組」の舞踊家として活動し、金正日(キム・ジョンイル)総書記の目に留まった高英姫は、北朝鮮で蔑視される在日同胞出身だった。
その間、北朝鮮当局は金正恩が後継者になっても生母への言及を避けてきた。しかし最近、高英姫を「平壌(ピョンヤン)の母」と呼び始めたのだ。
13日の労働新聞は2月16日の金正日の70回目の誕生日を控え、朝鮮作家同盟詩文学分科委員会の叙事詩「永遠なる先軍の太陽、金正日」を掲載した。「偉大な金正日の誕生70周年に捧げる」という説明とともに、金正日に対する称賛を込めた長文だった。