【グローバルアイ】キム・ヨナを眺める日本メディアの内心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.26 15:08
中央日報東京支局が入っている時事通信の1階のロビーには、その日の主要ニュースを報道する4台のモニターがある。 先週月曜日の出勤時間に、フィギュアスケートグランプリシリーズ第5戦の結果が主要ニュースで出ていた。 大会優勝者のキム・ヨナが尻餅ををつく瞬間の場面だった。 一方、2位になったレイチェル・フラット(米国)は美しい演技の場面が出てきた。
他のメディアの報道内容もこれと大きく変わらなかった。 サンケイスポーツは「キム・ヨナ、ミス連発」という見出しの記事で「SPで最低点を受け、自信に満ちた笑顔が消えた」と報じた。 読売新聞はキム・ヨナではなく、2位のフラットの写真を載せた。 キム・ヨナが優勝したという内容はサブタイトルで短く言及しただけだ。
キム・ヨナのライバルである日本の浅田真央は今シーズン、不振のためにグランプリファイナルも逃したため、日本人の気分がいいはずはない。 キム・ヨナに対する日本メディアの嫉妬を帯びた視線にはそれなりの理由がある。 フィギュアスケートに対する日本社会の全幅支援のためだ。