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韓国も日本も記録的な猛暑…熱気がこもる北半球

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.17 09:33
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静かな事務室で突然、携帯電話から警報が鳴った。猛暑警報だった。行政安全部は16日午前11時、ソウル、江原道(カンウォンド)の一部(横城・春川の4地域)、京畿道(キョンギド)の一部(城南・加平など19地域)に猛暑警報を出した。全国の半分以上が猛暑注意報から猛暑警報に強化された。気象庁によると、16日のソウルの最高気温は34度まで上がり、前日の最高気温(33.2度)を上回った。平年(28.2度)より5.8度も高い。大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンブクド)、浦項(ポハン)も37.2度と今年の最高気温となった。気象庁は昼に33度以上の気温が続く猛暑が今後10日から最大1カ月続くと予想した。

こうした猛暑は韓半島(朝鮮半島)に限られたことではない。北半球全体が猛暑に見舞われている。日本は記録的な豪雨に続いて記録的な猛暑を迎えた。日本気象庁によると、14日の岐阜県多治見市の気温は38.7度、京都は38.5度と、人の体温を上回る暑さが続いている。

 
もともと熱いアフリカも同じだ。サハラ砂漠は気象観測史上の最高気温を更新した。英日刊紙ガーディアンによると、アルジェリアのウアルグラ地域は5日、51.3度まで上がった。オマーンのクリヤートは夜中にも気温が42.6度までしか下がらず最悪の熱帯夜となった。この日の最高気温は49.8度だった。

北半球のこうした猛暑の一次的原因に「ヒートドーム現象」が挙げられる。ヒートドーム現象は、高気圧から流れてくる熱い空気があたかも半球型の屋根に閉じ込められたように地面を覆うために付けられた名称だ。米国気象学者のニック・ハンプリー氏は「北半球で観測されたもののうち信じがたいほどの現象」と述べた。

実際、韓半島の上空にもこうしたヒートドーム現象が発生していると分析された。普通、韓半島の夏に支配的な影響力を行使する北太平洋高気圧が西側の「チベット高気圧」の影響を受けてさらに強まったからだ。チベット高原は平均海抜高度が4500メートルにのぼるため一般的な陸地より速く加熱するが、今年は平年よりさらに暑い状態だ。ユン・ギハン気象庁通報官は「チベット高気圧と北太平洋高気圧があって巨大な勢力を形成した」とし「チベット高原が暑くなった理由は地球温暖化の影響とも考えられる」と分析した。

米国も例外ではない。アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、先月は米国の気象観測史上3番目に暑い6月だった。また今年1月から6月までの平均温度も史上14番目に高く、これによるトルネード・気象悪化による財産被害が60億ドル(約6兆7700億ウォン)にのぼった。

米航空宇宙局(NASA)も1月、「地球表面の平均温度を基準に2017年は史上2番目に暑かった年」とし、これは40年間続いてきた地球温暖化の結果であり温室効果ガス排出が最も大きな原因だと説明した。NASAのゴダード宇宙研究所のシュミット局長は「長期的に地球は暑くなる傾向にある」と述べた。

地球温暖化が招く最も大きな危機の一つは生物多様性の減少だ。グローバル自然保護団体の世界自然保護基金(WWF)は3月、地球温暖化のためアマゾンやマダガスカルなど多様な動植物が生息する地域で最高50%の生物絶滅が発生する可能性があると明らかにした。産業革命以前に比べて平均気温が2度上昇する場合、これら地域の生物25%が絶滅するという報告もした。研究チームがヒマラヤ南部やボルネオなどの地域に生息する8万種の動植物を調査した結果だ。

WWFは「絶滅は単に生物が消えることだけを意味するのではない」とし「数千万人の人々が生きていく生態系に深刻な変化を招く」と警告した。

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