サムスン、化学・防衛産業をハンファに売却…ソフトウェアへ進む
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.27 07:57
ハンファグループに化学・防衛産業など系列会社4社を売却したサムスンが、グループの競争力回復のために破格的な措置を追加で出す。特に主力会社サムスン電子の脆弱なソフトウェア競争力を画期的に引き上げるため、ビッグデータセンターなど2大ソフトウェア専門組織を新設することにした。
また、系列会社全体の役員を15%ほど縮小し、電子・金融の両事業をグループの核心価値とする大々的な組織改編も並行することにした。こうした措置は来月初めに予定されたサムスン社長団の人事とともに進められる予定だ。
一方、サムスン-ハンファ間の自発的な「ビッグディール(大企業間の事業交換および移譲)」が実現し、競争力低下で危機に直面していた国内主要企業の事業再編が急速に進むかどうか注目される。ハンファグループの場合、サムスン系列会社の引き受けが完了すれば、財界の順位が9位に一つ上がる。