【コラム】韓国はエビでなくイルカだ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.31 09:59
今日なぜこの話を取り上げたのだろうか。私は現在みなさんが体験している韓国の寒さと、酸性雪(酸性雪が存在するのか知らないが、酸性雨があれば酸性雪もあるだろう)を避けマレーシアでこのコラムを書いている。ここで韓国に対し書いた私の本と関連し現地メディアのインタビューにも応じた。ここにいる間、韓国が弱く、小さく、後進国だと考える人はだれもいなかった。私が韓国について言及するたびに現地の人たちはうらやましさと尊敬が混じった反応を見せた。メディア関係者は1987年以降の韓国の政治的発展をうらやむ。富については韓国を西欧や日本と同じ範疇と認識する。韓国人に対する別の反応といえば、「しかし韓国人は私たちを見下さないですか?」だった。マレーシア人の韓国に対する話は韓国人の自己認識とは正反対だ。
私の本はベストセラーではなく、私も有名人ではない。だが、東南アジア旅行中に韓国について知りたがるマレーシア、インドネシア、タイのメディアからインタビューの要請を数えきれないほど受けた。彼らは韓国の秘訣が何かと合わせ、いったいなぜ韓国は休息を取らずいまの成功を少しも楽しんでいないように見えるのかと尋ねた。また、自分たちのテレビ番組表がなぜ韓国ドラマであふれているのかも知りたいと話した。私の本の中国語版の表紙に「世界がキムチで喉がつまる」という文句があることから見て中国でも韓国に対する認識は同じだと考える。