「大韓民国の人工知能、明日はないが明後日はある」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.12.06 15:39
司会=いま韓国のAI分野の技術が遅れていても、我々だけのアナログ資産の感性を活用すれば先進国になることができるという希望だ。イ・スマン会長はホログラムのような先端技術と接続させてこれを実現しているのでは。
イ・スマン=企業秘密だ(笑)。先生の言葉は以前はあまり理解できない話だったが、今ようやく理解できる時代になったようだ。私はエンジニア出身だ。ソウル大では農業機械、米国では電子工学とコンピューターエンジニアリングの修士を踏んだ。先生の言葉通り、我々は感性が優れているだけに音楽から始めた。そうしながら考えた。科学技術の発展、特にメディアの発展が我々のライフスタイルにどんな結果を与えただろうか。大きく3つある。ラジオとテレビが登場し、マスメディア時代になった。PRする方法も、人と関係を持つ方法も変わった。次にインターネットが出てきた。お互いインタラクティブになった。放送という観点では1人が大衆に放送するMCN(マルチチャンネルネットワーク)の「1対多」方式まで発展した。では、その次はどんな形に発展するだろうか。簡単にいえばMCNにAIが結びついたAIMCNではないかと思う。