【コラム】中国の歴史的悲願(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.29 15:20
中国は手荒だ。中国外交は傲慢だ。その実状はTHAAD(高高度防衛ミサイル)の葛藤から現れた。在韓米軍のTHAADは防御用武器体系だ。だが、中国のTHAAD批判は威圧的だった。その場面は今では逆説的に作動している。我々には韓中関係を振り返る契機になった。習近平時代の中国に改めて目を向けることになった。
習近平主席は「中国という獅子は目覚めた(睡醒的獅子)」と言った。19世紀初め、ナポレオンは警告した。「眠れる獅子を起こすな。目覚めれば世界が揺れる」。ナポレオンは中国の潜在力を看破していた。その時、中国は足の爪を剥がされた獅子だった。