<チャイナマネー韓国狙う>中国資本、韓国企業への投資20倍に急増(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.11 13:23
最近では国内コンテンツ企業が中国資本の集中攻略の対象だ。中国内の「韓流」市場を狙った投資だ。北米ボックスオフィス1位を記録したアニメーション『ナッツジョブ』を製作して有名になったレッドローバーも6月、20.1%の持分を中国のSuningユニバーサルメディアに譲渡した。最大株主は変わったが現経営陣は交代しなかった。レッドローバーの関係者は「韓中合作コンテンツを生産する過程で専門人材と自らの製作ノウハウを伝授してほしいというのが中国投資家からの要請だった」と話した。衣料・ヘルスケアなども食いつきが活発だ。6月に臨床試験受託企業(CRO)であるドリームCISが270億ウォンで中国1位のCRO企業タイガーメドに買収されたのが代表的だ。チャン・ミンジェ産業通商資源部投資誘致課事務官は「かつてリゾート権益やマンション、ゲーム企業などに集中していた中国人の投資パターンが変わりつつある」と説明した。
◆中国政府、海外M&Aにインセンティブ