韓経:【社説】「米国の経済成長率が韓国を上回る」という予告

韓経:【社説】「米国の経済成長率が韓国を上回る」という予告

2018年06月13日15時46分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  米国経済が12分の1の規模にすぎない韓国経済を成長率で上回るという予想が出てきた。米国経済調査会社カンファレンスボードが発表した「2018年下半期の世界経済見通し」の内容は衝撃的だ。米国の今年の経済成長率は3%と昨年より0.6ポイント上昇する半面、韓国は昨年(3.1%)より低い2.8%の成長にとどまると予測した。

  巨大な空母がはるかに小さい駆逐艦より速く動くということは軽く見ることではない。韓国が本格的な成長軌道に乗った1962年以降、米国の成長率を下回ったのはわずか2回しかなかった。第2次オイルショックに政変まで迎えてマイナス成長した1980年(-1.5%)と未曾有の通貨危機となった1998年(-6.9%)だ。

  韓米間の成長率逆転という「異変」は世界銀行を通じてすでに予告されていた。米国が3%前後の高い成長率を眺めることになったのは、トランプ大統領の旺盛な市場経済活性化政策のおかげであることは言うまでもない。カンファレンスボードが「米国は世界でほとんど唯一、減税と財政出動を同時にする国」と診断したのと同じ脈絡だ。トランプ大統領が減税や規制撤廃などで「成長環境」を形成して企業を後押ししたのが功を奏したということだ。

  一方、カンファレンスボードは「小規模な開放経済国家の韓国は、最近の先進国間の通商紛争など対外経済状況の悪化による影響を避けるのが難しい」という見方を示した。こういう時であるほど外部の環境に揺れない内部体質の改善が求められる。韓国と米国の経済成長率の逆転が「異例」でなく「日常的」にならないか心配だ。
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