静かだった党創建日…北、金正日総書記推戴20年をより盛大に祝う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.11 10:42
北朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は10日、「わが党は歴史のあらゆる挑戦と狂風を玉砕し、社会主義の偉業を勝利に導く偉大な指導者」と主張した。創党72周年のこの日に掲載した社説で、同紙は「わが党はすべての社会の金日成(キム・イルソン)-金正日(キム・ジョンイル)主義化の旗じるしを高く掲げ、主体の社会主義の偉業を最後まで完成させ、この地上に人民の楽園、人類の理想社会を建設する」という金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の発言も紹介した。
金日成-金正日-金正恩につながる3代世襲を正当化して金正恩に対する忠誠を強調したものと言える。匿名を求めた高位脱北者は「家父長社会の北朝鮮で、党を母と呼ぶ一方で父なる将軍様(金正日)、父母なる首領様(金日成)など、最高指導者を党の上の存在と感じているため、党創建記念日を最大限活用している」と述べた。