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体内に天然不凍液「氷河昆虫」 韓国で初めて発見

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.31 14:15
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冬季も冬眠せず活発に活動する「氷河昆虫」が韓国内でも見つかった。一般的に変温動物である昆虫は、気温が氷点下になると生育活動が停止するか死ぬ。

韓国環境部国立生物資源館は、済州(チェジュ)大・慶北(キョンブク)大研究チームと共同で、3年前から毎年冬季の自生生物の調査・発掘事業を実施し、冬季に活動する昆虫や海草類・微細藻類などの生物種26種を新たに確認したと30日明らかにした。

 
研究陣はなかでも、昨年1月全羅北道茂朱(チョルラブクド・ムジュ)の徳裕山(トギュサン)の積雪地帯で氷河昆虫の一種「Boreus sp.」を韓国で初めて発見した。昆虫分類体系で、Boreus科Boreus属に分類されるこの「Boreus」は、不凍タンパク質でできている体液のおかげで冬季でも冬眠せずに活動できることが分かっている。不凍タンパク質は、気温が氷点下に落ちても生体を構成する水分が凍らないようにする物質だ。昆虫の場合、体液の中のブドウ糖・グリセロール・シトロン酸・アラニンなどの濃度を高く維持するかたちで凍結を防止する。一般に変温動物の昆虫は、冬になれば活動が停止したり死んだりするが、Boreusのように不凍タンパク質のおかげで氷点下の中でも交尾のような生育活動を行うことができる。また、これら昆虫はかつて氷河期時代から低温環境にも適応して生き残ったため「氷河昆虫」とも呼ばれる。

研究陣はまた、Chionea kanenoiとChionea mirabilisなど氷河昆虫2種の標本も徳裕山や香積峰(ヒャンゾクボン)で確保した。「Chionea kanenoi」は世界的に珍しい種で、韓国だけで確認されている固有種だ。

昨年2月、済州市朝天邑善屹里(チョチョンウプ・ソヌルリ)にある天然林の冬栢東山(トンベクドンサン)では、国内で初めて「Cyclonexis erinus」が見つかった。光合成を行う植物プランクトンの一種である微細藻類、すなわち顕微鏡だけでしか見ることのできない非常に小さな藻類で、太陽の光があまり届かない低温環境に適応し、冬季から初春までの非常に短い期間だけに見られる。

この種の細胞は大きさが8~12マイクロメートル、1マイクロメートル=1000分の1ミリ)で、いくつかの細胞がぴたりとくっつきあって群体を構成している。群体の中で、細胞は緩やかにくっついているため、群体は簡単につぶれてしまう性質がある。気温が上昇する初春以降には細胞がバラバラになるのでこれまで確認が容易ではなかった。

国立生物資源館のク・ヨンボン微生物資源課長は「冬季の極限環境の中で生き残った生物種は、こうした環境に適応する特別なメカニズムあるいは生体物質を持っている可能性が大きい」とし「このような種は低温で生命維持が必要なバイオ産業分野などで、新たな産業素材として活用することができる」と説明した。例えば、不凍タンパク質を作るメカニズムと遺伝子を把握することができれば、長期的に遺伝子組み換えなどを通して低温でも生命を維持するさまざまな動植物品種を開発することができることを意味する。

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    体内に天然不凍液「氷河昆虫」 韓国で初めて発見

    2017.01.31 14:15
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    韓国で初めて発見された氷河昆虫と微細藻類。左上から時計回りに、氷河昆虫のChionea mirabilis、Boreus、Chionea kanenoi、微細藻類のCyclonexis erinus(写真=韓国環境部国立生物資源館)
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