【取材日記】中国に追い抜かれてから目が覚めるしかないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.24 09:19
囲碁人工知能(AI)プログラムは、あってもなくてもそれだけだ。囲碁AIはおカネを儲けるというより技術がどれくらい先んじているかを証明するための1つの手段に過ぎないからだ。
重要なのは今開かれ始めた人工知能関連産業で韓国がどんな位置にいるのかだ。遠からぬ未来にスマートフォン・家電から自動車や家に関連したすべての製品とサービスを掌握するものと見通されるAIだ。
その話をするには韓国囲碁AI「トルバラム(石風)」の話をするほかない。トルバラムは19日に東京で開かれた「世界コンピュータ囲碁大会」に出てベスト8戦で脱落した。2015年の本大会で準優勝した後、毎年少しずつ順位が落ちている。1人でトルバラムを作っているイム・ジェボムトルバラムネットワークス代表(46)は「生計用ソフトウェアを作るのにディープランニング技術を搭載させることができなかった」と話した。