【旅行】美術館に展示品がない…自然そのものが作品(1)…伊丹潤の水・風・石美術館
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.26 16:52
水の上に浮かんでいる教会、山そっくりのホテル…。言葉では説明がむずかしい建築物が済州道西帰浦市安徳面上川里(チェジュド・ソギポシ・アンドクミョン・サンチョルリ)に集まっている。それも世界的な建築巨匠・安藤忠雄氏(74)や伊丹潤氏(1937~2011)の作品だ。済州の風景と劇的な調和をなしている巨匠の作品を見て回った。今日から2回シリーズでお届けする。
◆レストランに入らないと観覧できない…伊丹潤氏の水・風・石美術館
高級住居団地ビオトピアは建築の名所だ。伊丹潤氏が設計した116棟規模のタウンハウスと美術館4館が入っている。しかし、いざビオトピアを見学する人はそれほど多くない。2008年に完工したビオトピア内の美術館はタウンハウス入居者のための空間なので一般人の出入りが統制された。しかし、2010年SKネットワークスがビオトピアを買収した後、状況が変わった。ビオトピアの中にあるレストラン利用客に限り内部を開放したのだ。