東大門商業圏活性化のはずが…大型施設の誕生で力失う老舗商店街(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.02 15:47
#先月29日。開館100日を迎えた「東大門(トンデムン)デザインプラザ(以下、DDP)」のふれあい広場。太陽光を受けて輝くアルミニウム版数万個で作られた空飛ぶ円盤(UFO)模様の建物前の広場は、写真を撮ろうとする人々で賑わった。イラク出身の世界的な建築家ザハ・ハディド氏(64)が設計したDDPは、一日平均2万8000人が訪れるソウルの人気観光スポットなった。
#DDPの向かい側。横断歩道を渡るとすぐにグッドモーニングシティ・APMショッピングモール・ミリオレなど東大門の代表的なショッピングモールが並んでいる。2・4・5号線の東大門歴史文化公園駅とつながって流動人口が多い所だが、グッドモーニングシティの地下2階の売り場は少し肌寒かった。半分以上の売り場がガランと空いていた。マネキンだけがぽつんと置かれて場を埋めている所もあった。「空き店舗に物を積んでおくな」という案内文が、ものさびしかった。