韓国で最多販売作家の村上春樹氏、どの作品で1位?
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2015.03.03 11:14
韓国出版界で「10年間最多販売」を記録した作家は日本の村上春樹氏であることが明らかになって話題になっている。
2005年から2015年2月現在まで、韓国大手書店の教保(キョボ)文庫で作家別の図書販売量を集計した結果、古典・現代、国内・海外、詩・小説(推理などジャンルも含む)・エッセイ集を含む文学分野のうち、過去10年間でも多くの本が売れた作家は村上春樹氏だった。
「10年間最多販売作家」1位に選ばれた村上春樹氏の著作は教保文庫で約89万4000冊の販売を記録した。教保文庫のシェアが図書市場全体の20~25%である点を勘案すると、過去10年間で350万~450万冊が韓国で販売されたと推計することができる。特に2009年に出版された『1Q84』(全3巻)は現在まで合計200万冊が売れた。