キーリゾルブ参加の米原子力潜水艦、訓練後に韓半島近隣に残留へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.12 09:44
北朝鮮の核脅威に対応してキーリゾルブ、トクスリ演習に参加した米国の原子力潜水艦が、訓練後にも韓半島近隣にしばらく残留することになった。韓米間の「核の傘」提供という従来の合意に基づくものだ。核の傘とは、核兵器を保有しない国が保有する同盟国の核戦力に依存し、敵国の核攻撃に対抗する概念。
韓国政府の関係者は11日、「北朝鮮が核攻撃をする場合、沖縄やグアムに駐留する米国の核兵器で報復できるが、時間がかかる状況を考えれば、韓半島近隣に核兵器を準備しておく必要がある」とし「韓米連合訓練に参加した武器を完全に撤収せず、しばらく残留させて北朝鮮の動きを注視することにした」と伝えた。
この関係者は「ひとまず4月末まで行われるトクスリ訓練が終わった後も韓米連合対潜訓練を実施し、米軍の核兵器搭載装備を残留させ、その後の日程をどうするかについては協議中」とし「どの装備を残すかについて米国側と議論中と聞いている」と付け加えた。