世界初で燃料電池車を量産した現代車、政府支援を受けるトヨタに劣勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.11 10:20
世界自動車市場は内燃機関の自動車から電気自動車のようなエコカーへと速いペースで移行している。主要国は政府レベルでエコカーへの転換を主導し、自動車企業も「オールイン」している。欧州の国々はすでに2025-2040年を内燃機関の自動車生産中断時点とし、制度の準備とインフラ構築を加速している。最近は中国とインドもこうした流れに加わっている。
もちろん韓国政府も似た計画を出している。しかしスローガンがあるだけで、インフラ構築や支援などは不足している。昨年末基準で韓国国内の電気自動車の充電設備は約1200基。中国(約21万5000基)、米国(4万4000基)、日本(2万8000基)、オランダ(2万7000基)と比べてかなり少ない。また研究開発支援も政権が交代するたびに変わる。このため韓国企業の電気自動車技術はトップ企業に比べ2、3年遅れている。
崔鍾植(チェ・ジョンシク)双龍自動車社長が先月のモーターショーで「充電インフラ構築など電気自動車販売の環境づくりに向けた政府のビジョンプランが必要だ」と述べたのもこうした理由からだ。