「トランプ大統領、安倍首相に北朝鮮の短距離ミサイル容認の考えを明らかにした」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.05 07:20
ドナルド・トランプ米大統領が5月以降北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射を容認するとの考えを安倍晋三首相に直接伝達したと共同通信が4日、報じた。
共同通信は日米外交筋を引用し、「トランプ大統領が遅々と進まない(米朝間)非核化協議に北朝鮮をつなぎ留めるため容認するとの考えを安倍首相に伝達した」とし、これは米本土に脅威にならない短距離ミサイルを容認することで国内世論に逆らわない範囲内で北朝鮮に一定の余地を与えたと見られると分析した。また、「(トランプ大統領が)短距離ミサイル発射を非難すれば北朝鮮の強い反発を招き、米朝関係が破綻すると危機感を示した」と説明した。
実際に、トランプ大統領は2日(現地時間)、北朝鮮の度重なるミサイル試験発射に対して自身との合意違反ではないとし、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は自身を失望させることを願わないと明らかにしたこともある。