韓国トイレ文化展示館…百済時代の公衆トイレも(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.27 15:59
解憂斎は大きく3カ所に分かれる。便器の形をした建築物の博物館「解憂斎」(延面積480平方メートル、地上2階建て)と野外展示空間「トイレ文化公園(5190平方メートル)、収蔵庫・資料室・体験空間などを備えた文化センター(延面積993平方メートル、地上4階建て)などだ。博物館「解憂斎」はトイレ文化運動の主役として評価された「ミスタートイレット(Mr.Toilet)」ことシム・ジェドク元水原(スウォンシ)市長の私宅を水原市が寄贈を受けてつくった。シム氏は世界トイレ協会(WTA)の初代会長を務めた。
博物館は1950年代から現在までの水原地域のトイレの変化像をはじめ、世界各国のトイレのピクトグラム、非衛生的なトイレと貧困との相関関係などを紹介している。観覧客のYさんは「トイレを主題にした展示空間というので子供たちと遊びにきたが、展示の主題が難しくなくて面白い」と話した。