62歳差、私たちはルームメート…ソウル市がルームシェア支援(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.26 16:47
最近、ソウル上渓洞のイム・スンビンさん(85)の家の食卓に、目玉焼き、ソーセージなどが置かれた。一緒に暮らす大学生のチョ・ソンヒョンさん(23、ソウル科学技術大)が中間考査の日であるため、イムさんが配慮して準備した朝食だった。イムさんは「最近の若い人の好みを考えて作った」と語った。
2人はおばあさんと孫の関係ではない。蘆原区の「高齢者-大学生ルームシェア」を通じて10カ月前から同じ家で生活している。イムさんは夫と死別した後、部屋が3つあるマンションに一人で暮らしてきた。8年前から家はあっても収入がなかった。とはいえ家を売りたくはなかった。空いている部屋を貸そうとしたが、ワンルームではないマンションの部屋を借りようとする人はいなかった。しかし2年前に新聞に掲載されたルームシェアの広告を見て志願した。京畿道華城出身の大学生チョさんは、おばあさんにとって2人目の学生だ。最初の“家族”だった女子大生は昨年就職して家を出た。