【グローバルアイ】韓国が2020東京五輪を喜ぶ2つの理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 13:03
8日早朝、2020年オリンピック(五輪)開催地に東京が決まった瞬間、安堵した。
安倍晋三日本首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で「福島原発の放射能汚染水問題はコントロールされている」「0.3平方キロメートルの港湾内に汚染水の影響が完全にブロックされている」と述べた発言の詐欺性とは関係なくだ。
まず、貧しい隣国よりは、裕福な隣国、うまくいく隣国があるのがよい。すべての外交の基本は実益だ。東京五輪で隣国の韓国が少しでも得をすれば、いくら妬みがあっても万歳を叫んでこそ正しい。李明博(イ・ミョンバク)政権終盤から続いた実益のない対日外交で、韓国国民の“痛快指数”は大きく上がったかもしれないが、“経済指数”はひどく落ちた。今年上半期の韓国の対日輸出は前年同期に比べ12%減ったが、日本の韓国輸出は12%増えた。韓国を訪れる日本人観光客数は26%減少したが、日本を訪問する韓国人はむしろ38%増えた。単に円安の影響だけではない。韓国は表では「反日」を叫びながら裏では日本を楽しむが、日本の底流は違う。「反韓」をトーンを高めて叫ばないが、目立たないよう行動に移す。それが表れているのだ。