東海名称めぐる票対決は霧散…IHOモナコ総会

東海名称めぐる票対決は霧散…IHOモナコ総会

2007年05月08日10時57分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  東海(トンヘ、日本名:日本海)の名称を決める国際水路機構(IHO)総会が7日、モナコで開催された。11日まで開かれる今回の総会では世界地図・海図製作の指針となる「海洋と海の名称と境界」4次改訂版で東海の名称を現行通り日本海と単独表記するかなどを決める。

  今回の総会で東海名称にかかわる最大の争点は表決実施するかどうかだ。日本は「日本海単独表記」のための表決を実施させるために汎政府次元の外交戦を広げてきたからだ。

  当初「東海単独表記」または「東海・日本海併記」を打ち出した韓国政府は、最近戦略を修正した。公式的に東海問題を表面化しないという戦略を立てたものと伝えられた。日本の会員国を相手にしたロビーが激しい状況で、過半数を確保しにくいと判断したものとみられる。東海単独表記などを確定させるためには会員国過半数の支持を得なければならない。

  政府はひとまず安心したといった雰囲気だ。今度の総会で東海表記問題が表決に付する可能性が低いからだ。IHO規定上、表決を要求する提案があれば該当の国家は総会が開かれるまでに提案書を事務局に提出しなければならない。しかし、韓国はもちろん日本も提案書を出さなかった。

  政府当局者は「現在までIHO事務局に東海及び日本海問題関連の提案書が提出されていない」とし「今回の総会でこの問題に関する表決の可能性が低いものとみられる」と話した。激しいロビー活動を行ってきた日本も、表決で過半数を確保できないかもしれないという心的負担から提案書を提出しなかったということだ。

  それでも、政府は緊張を緩めることができない。政府当局者は「会員国が合意する場合、新しい提案を受け入れることができるという条項があるので、油断できない」として「さまざまな可能性に備えている」ということだ。

  東海単独表記問題について、政府はIHO事務局がそれまでの経過を報告する9日の会議で論議されるものとみている。しかし韓日間の対決が予想されるなど、論議が続いて次の総会に移る可能性が高くなった。総会は5年ごとに開かれる。

  「海洋と海の名称と境界」海図集は1929年、初刷発刊以後、53年3次改訂版が出たが、当時の韓国は、日帝植民地時代と朝鮮戦争などで出席できなかったため、東海は日本海と表記された。

  政府当局者は「会員国と全世界指導製作者に東海が紛争水域という点を刻印させるのがまた新たな目標」としている。

  東海表記と国際水路機構(IHO)

  -1923年:日本、IHOに東海を日本海として登録

  -1929年:IHO、日本海単独明記した「海洋と海の名称と境界」特別版を出刊

  -1953年:IHO、「海洋と海の名称と境界」3枚で日本海表記

  -1957年:韓国、IHO会員国加入

  -2002年:IHO、東海部分を除いた4枚草案投票回付したが投票中断
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