西側企業が去ったロシアに日本・中国が進出(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.12 15:02
◆ビジネスチャンスを狙う日中企業
経済危機を経てロシア市場の競争構図に変化が表れている。西側企業が手を引く間、日本と中国の企業が攻撃的に市場を入り込んだ。人口1億4200万人、世界9位の内需市場であるうえ、過去より少ない費用で大規模な投資が可能という計算もある。
日本部品企業SMCはサンクトペテルブルクで2万2000平方メートルの土地購入を進めている。産業用バルブとフィルターの生産工場を建設するためだ。工場だけでなく研究開発と教育センターまで建設する計画だ。投資総額は30億ルーブル(約70億円)で、早ければ2017年から工場を稼働する予定だ。ブリヂストンも最近、現地生産工場の追加投資を決めた。