現代車の高さ571メートルのビル、シンクホールに驚いた民心の説得がカギ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.04 16:36
ソウル三成洞(サムソンドン)の韓国電力敷地開発と関連し、ソウル市内部で速度調節論が出てきている。
この敷地を10兆5500億ウォンで購入した現代車グループが国内最高層(地上115階、高さ571m)となるビルの建設計画を盛り込んだ韓電敷地開発提案書を先月30日にソウル市に提出した直後からだ。
提案書の提出は昨年9月の敷地購入から4カ月目のことだ。ソウル市と現代車は「開発構想を盛り込んだ、ただの草案」と説明しているが、あまりにも早すぎるという指摘もある。これに伴い、昨年ソウル市が第2ロッテワールド(123階、555m)問題をめぐって苦労したことを取り上げ、「第2ロッテワールドを元に戻すことがまず先だ」という指摘が力を増している。経済活性化のために「ファストトラック(Fast Track)」が強調されていた以前とは雰囲気が激変した。