【コラム】どこへいっても「ウリナラ」の韓国

【コラム】どこへいっても「ウリナラ」の韓国

2018年03月05日16時06分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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  最近、ある韓国人の公務員が私に「韓国がどうしてそんなに好きなのか」と聞いてきた。過去15年間、韓国と米国を行き来しながら何百回と受けてきた質問だ。当初は私も韓国をなぜ好きななのか、ちゃんと表現できなかった。K-POPをはじめとする韓国の大衆文化が好きで韓国を訪れる外国人が多いが、私の場合は西洋の影響を全く受けなかった固有の韓国文化への関心のほうがいつもはるかに勝っていた。

  日常生活で毎日感じることになる優れた治安・公共交通・医療もさることながら、何よりも韓国人が自国をもっと立派な国にしようとする心があるから好きなのかもしれない。もちろん「どの国の人間も自国をより良くしていこうとするのが当然ではないのか」と思う人々もいるだろう。ところが他の国の場合はどうかわからないが、米国では世界の中の米国の地位について気にする人はあまりいない。

  初めて韓国に来た時、タクシーや食堂で一日にも何度も「ウリナラ(我が国)」に言及しながら韓国に点数を付けて世界のランキングを重視する様子が実に不思議だった。文化・経済オリンピックのようにランクづけしているようで少し不愉快に思うこともあった。だが、韓国人の見解がいつも外に向かっていて他の人々よりももっとうまくやろうとする向上心が感じられた。

  ジョン・F・ケネディ米国大統領が1961年の就任式で「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか」と演説したときでも、米国の地位は最高だった。だが、その後そのような関心が薄れ、教育・医療・治安などあらゆる分野で米国の指数は徐々に落ちてきた。

  以前は他人のことに気を使わない、そのような態度が正しいと考えていたが、韓国で過ごしながら考えが変わるのを感じた。特に、平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)は私の第2の故郷である韓国で完ぺきに繰り広げられて自負心が持てたし、いつも発展しようと思う韓国人に対する前向きな考えを改めて確認する契機になった。

  韓国の人々は常に韓国を引き上げようと、世界の人々の注目を引きつけようとする心を持っている。そのおかげで短期間に驚くような成長を成し遂げたと考える。もちろん急な成長過程で問題もなくはなかったが、現実を休むことなく改善しようとする心は見習いたいところだ。この美徳こそが、私にとって韓国の最高の魅力と言える。(中央SUNDAY第573号)

  マイケル・エリオット/ユーチューブ英語学習チャネル・ポッドキャスト『English in Korean』運営者
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