【社説】原発セキュリティー、増員して解決することではない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.04 16:25
ハンビット・古里原発の職員19人の電算システムIDとパスワードが外部に流出したことが確認された。産業通商資源部が9月、あるインターネットメディアの報道後、セキュリティー監査を実施した結果、事実であることが明らかになった。監査の結果によると、職員は放射性廃棄物管理会社など協力会社にIDとパスワードを渡した。夜勤職員が協力会社の職員を案内したり扉を開けなければならないが、面倒だという理由で電算システム接続を許したのだ。
協力会社は譲り受けた情報で韓水原電算システムに接続し、自ら作業許可書を承認し、廃棄物搬出許可をしたという。協力会社の職員が承認を受けていない補助記憶装置(USB)に業務資料を保存した事例もあった。また、食事配達車両が職員の案内なく原発セキュリティーエリア内を出入りしたことが明らかになった。CCTVの77%は頻繁に故障した。原発セキュリティーの総体的な問題を表したのだ。