米「北朝鮮と外交断絶せよ」 各国に要請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.29 13:58
米国が各国に北朝鮮との外交および経済関係を断絶するか格下げするよう公式に要請していたことが確認された。ダニエル・ラッセル米国務省次官補(東アジア・太平洋担当)は28日(現地時間)、上院外交委員会アジア・太平洋小委員会聴聞会に出席してこのような事実を公開した。
ラッセル次官補はこの聴聞会に先立ち、国務省ホームページに公開した「北朝鮮の持続的な威嚇と効果的な米国の対応の進展」というタイトルの書面証言で「北朝鮮の持続的な核および弾道ミサイル開発プログラムが米国と同盟国、地域の平和と安全、安定性を脅かしている」と批判して「これに対する米国の3大政策目標は阻止、圧迫、外交」と強調した。
ラッセル次官補は「北朝鮮は政権の国際的な合法性の認定を受けるにあたり、外交会議と訪問を重要視している」としながら「今月、我々は駐在国政府に北朝鮮の核実験を批判し、北朝鮮との外交関係の格下げまたは断絶を要請するよう各国の米国大使館をに指針を伝えた」と公開した。この要請に沿って今月25日には75カ国が北核実験に対する批判声明を発表し、数カ国が北朝鮮の官僚との会議または訪問を中止または格下げしたという。