<東日本大地震>一つになった日本に海外メディアが感嘆
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.16 09:48
愛媛県松山市に15日、平日にもかかわらず、数百メートルの列ができた。東日本大地震で負傷した患者に緊急輸血が必要だというニュースが報道されてからだ。若者を中心に一日300人を超える献血者が集まり、献血まで1時間以上待たなければならないほどだった。献血された血液はすぐに日本赤十字社を通して被害地域に送られる。
鳥取県も同じだ。鳥取市内のショッピングセンター「イオン」で13日から献血を受け付けている関係者は「これほど多くの献血希望者が集まるのは初めて見た」と驚きを表した。鳥取県によると、献血者の3分の1は献血経験がない人だという。
今年春から福島大学に進学する予定の前嶋さん(男性)は「東北地域の大勢の人たちには力になれないが、少しでも役立とうと生涯初めて献血をしに来た」と話した。社会に冷笑的で個人的だった日本の若者が今回の地震をきっかけに積極的な社会参加型に変化している現場だ。