【社説】対話の契機にすべき国連事務次長の訪朝

【社説】対話の契機にすべき国連事務次長の訪朝

2017年12月06日17時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  昨日から始まった国連のジェフリー・フェルトマン事務次長の訪朝は綿密に注目して活用しなければならない事案だ。彼の訪朝を契機に行き詰まっている北朝鮮との対話ルートが開かれる可能性があるためだ。国連報道官は「フェルトマン事務次長が国連プロジェクトの現場を訪問する予定」としか明らかにしていない。だが、彼が李容浩(リ・ヨンホ)外相など北朝鮮高位要人と会談して北核および対北朝鮮制裁問題を議論するのは間違いない。国連主導の対北朝鮮制裁で苦痛を強いられている北朝鮮が自らフェルトマン事務次長に制裁緩和を要求しないわけがない。

  このような場合、国連の仲裁を通じて北朝鮮が対話のテーブルに出てくる機会が作られる。最近、北朝鮮が対話を望んでいるという兆しも所々で現れている。まず、フェルトマン事務次長を受け入れたこと自体が宥和のジェスチアーだと見るべきだ。専門家らの間では北朝鮮が対米交渉力を最大化するために核を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成する前までは対話に出ないだろうという分析が多かった。これは北朝鮮が核ミサイルの開発を終えた後には交渉のテーブルに出るだろうということだ。北朝鮮は先月28日、新型ICBM「火星15」の発射後、表では核武力の完成を宣言した。こうした中でフェルトマン事務次長が金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長に会うかは不透明だが、他の核心要人との交渉を通じて有意義な成果をあげる可能性がある。そのうえに、彼は外交官出身の米国人だ。米国務省との緊密な疎通と交渉も可能だということだ。

  外交部側はフェルトマン事務次長の訪朝などに関連して「国連側と緊密に協議してきた」と明らかにしている。事前調整があったことを認めたわけだ。先月末に始まった韓米空中合同演習に対抗して一昨日、中国も大規模な空軍偵察訓練をしたと発表するなど、韓半島(朝鮮半島)の緊張がますます高まっている。このような状況で政府はせっかくの対話の機会を逃さないために国連と緊密に協力しなければならないだろう。
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