【時論】問題解決能力がない韓国の大人たち(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.13 14:35
空想科学映画で出るような技術が我々の日常と働き方を根本的に変えている。10の職業のうち6は今後30年以内にロボットと機械によって自動化するだろうという主張も出ている。日増しに変化する現実の中で、消えつつある雇用に対する心配よりは新しい雇用に対して関心を注ぎ、徹底した準備をすることが重要だ。
長期間にわたって雇用の変化を見ると、未来の雇用をある程度察することができる。1960年から2009年まで職業の変化を分析した研究は単なる繰り返し作業は次第に減少し20%程度減った一方、型にはまりにくい抽象的・分析的能力と対人関係を重視する雇用は約30%増加したことが分かる。最近、各国の企業対象のアンケート調査では未来の人材の中心的な能力として知的能力、批判的・創造的な思考、協同と疎通、説得と妥協などを挙げている。様々な方法で業務を遂行する、いわゆる「問題解決スキル」だ。雇用もこのような能力を求める方に変わるのが明らかだ。