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中国、インドとの国境地帯にステルス戦闘機配備…両国間の緊張高まる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.05 07:38
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中国とインドの間の緊張が高まっているが、中国がインドとの国境地域に最新鋭ステルス戦闘機J-20(殲-20)を配備した。

中国版ツイッターのウェイボ(微博)に2日、四川省稲城の亜丁空港でシートに隠されたJ-20の写真が掲載された。

 
亜丁空港は海抜4411メートルで、世界で最も高い空港として知られている。中国メディアはJ-20が高地帯適応試験飛行をしていると報じた。

J-20は中国が開発中のステルス戦闘機。2011年1月に初飛行に成功した後、現在8機の試製機がさまざまなテストをしている。中国空軍に年内に実践配備される予定だ。

しかしロシアのスプートニク通信はJ-20配備が両国の関係と無関係でないと分析した。インドが国境地帯のアルナチャルプラデシュ州に最新鋭の巡航ミサイル「ブラモス」を配備すると、中国国防省は先月25日、「インド側が国境地帯の平和と安定のためによりいっそう努力することを望む」という声明を発表した。その後すぐに中国が最新鋭J-20をインド国境地帯で「試験飛行」するということだ。

インドのモディ首相は5日まで中国・杭州で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席した。中国訪問に先立ちモディ首相は3日、ベトナムを訪問した。ベトナムは南シナ海で中国と領有権紛争中だ。

インドと中国の国境地帯では1962年10-12月に武力衝突があった。両国国境線が明確でないうえ、中国が59年にチベットを併合した後、インドがチベット亡命政府を受け入れたのが原因だった。中国-インドの国境紛争では両国で約2000人の戦死者、2700人の負傷者が発生した。

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    2016.09.05 07:38
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    2日に四川省で確認されたJ-20(殲-20)。(写真=ウェイボのキャプチャー)
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