韓経:【社説】天才企業家を量産する中国vs「平均のワナ」に陥った韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.19 13:12
ソウル大、高麗大、延世大、POSTECH(浦項工科大)、KAIST(韓国科学技術院)の5つの大学の首脳部が「グローバル創業メッカ」になった中国深センを眺めながら何度もため息をついたという報道(韓国経済新聞4月18日)だ。廉載鎬(ヨム・ジェホ)高麗大総長、金用学(キム・ヨンハク)延世大総長、金道然(キム・ドヨン)POSTECH総長は異口同音に「我々が『平均主義のワナ』に陥っている間、追い上げるのが難しいほど先を進んでいる中国を強く感じた」と吐露した。中国は国のために必要なことに共感が形成されれば資源を集中投資するが、韓国はそうでないという指摘もあった。
すでに深センは挑戦と創業が日常化した米シリコンバレーをほうふつさせるという評価を受けている。大学総長らは今回の深セン訪問で、中国を代表するIT前進基地以上のものを見たと述べた。人口1200万人の深センは居住者の平均年齢が33歳と、中国で最も若い都市の一つだ。企業家として成功を目指す若者が中国内外から集まり、毎年10万以上のスタートアップ(新生ベンチャー企業)がここで誕生している。