韓国の北極研究16年・世界10位圏、アラオン号が南・北極を年間311日航海(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.06.21 15:51
◆北極茶山基地、南極には世宗・張保皐基地
2009年には韓国初の砕氷研究船アラオン号が建造された。長さ110メートル、重さ7500トンのアラオン号は厚さ1メートルの海氷を砕いて極地を航行できる砕氷性能を有し、韓国の極地研究がワンランク飛躍する踏み台になった。アラオン号は1カ月以上かかる南極~北極間を縫って行き、毎年平均311日を航海している。2014年には世宗科学基地の反対側に韓国の2番目の南極基地である張保皐(チャンボゴ)科学基地がドアを開けた。南緯74度、南極大陸に位置する張保皐科学基地は氷河研究、隕石・宇宙科学研究などの南極研究を遂行してきている。