【グルメ】韓国戦争が生んだ料理、プデチゲ(1)テウ食堂
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.18 15:33
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独特の香りをもつセリのほか、季節によってヒラタケ、マッシュルーム、シイタケなどきのこ類をふんだんに入れるテウ食堂のプデチゲ。粉トウガラシはヨ・ヨンスク社長の故郷である慶尚北道聞慶(キョンサンプクド・ムンギョン)から直接取り寄せている。
韓国戦争(朝鮮戦争)後の食料が不足していた時代、韓国に駐留していた米軍部隊から市中に流れたハム・ソーセージ・豆の缶詰めなどを利用して作った料理がプデチゲだ。議政府(ウィジョンブ)や東豆川(トンドゥチョン)、松炭(ソンタン)など米軍部隊があった場所に老舗のプデチゲ店が多いのもこのためだ。韓国の悲しい歴史も溶け込んでいるこの料理は、いつしか外国人もわざわざ足を運んで食べるほどの代表的な韓国料理として位置づいた。今回紹介する2店は、オーナーのこだわりで30年間変わらない味を維持しているプデチゲの老舗だ。
<テウ食堂>