韓米情報当局「平壌に異常兆候なし」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.13 10:53
「チェックリスト」はほかにもある。金正恩第1書記の警護を担当する護衛総局は下戦士(兵士)も将校が着用する肩の革バンドを使用するため、衛星でこうした兵士が玉流橋検問所などに登場すれば非常事態と判断できるが、異常の兆候はなかった。
また、兵士が戦闘状況であると把握できるヘルメットの着用、前方に掲げられる最高司令官の旗などが主な判断の根拠だが、休戦ラインから白頭山(ペクドゥサン)まで北朝鮮全域でこうした動きは確認されなかったという。韓国軍の傍受担当「スリーセブン(777)部隊」や米国側SUSLAK(在韓米特別連絡顧問官)は平壌烽火診療所と執務室、護衛総局の通信網に注視している。情報関係者は「通信量が急増したり、交信が全くない“通信沈黙”ともに異変の兆候だが、特別な変化がない」と話した。