【中央時評】教室で文化の多様性を教えよう=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.25 13:55
非営利団体タウムセデ(次世代)財団は5年前から「オルリボルリ」(www.ollybolly.org)というプログラムを運営してきた。各国の童話の本を電子書籍にし、誰でもオンラインで簡単に読めるように提供している。韓国語で翻訳されたバージョンとその国言葉になったバージョンを一緒に提供して、字でだけサービスするのではなく読んだりもする。仁川(インチョン)、華城(ファソン)、提川(チェチョン)、南揚州(ナムヤンジュ)などの地域の図書館にオルリボルリ館を作り、原語童話を併せて読むこともできる。
フィリピン、ベトナム、インドネシア、タイ、カンボジア、モンゴル、ウズベキスタン、イラン、チベット、パレスチナ、レバノンなど、11カ国の童話がオルリボルリサイトに公開されている。毎年20~30種ずつ翻訳されているこれらの国の童話だけでもすでに100種を越えた。このプログラムはベトナムのお母さんが子供にベトナム語とベトナム文化を教えるのに非常に大切な教材となる。おかげで、オルリボルリプロジェクトは昨年、世宗(セジョン)文化賞大統領賞を受けもした。