明成皇后(ミョンソン皇后、1851~1895)と推定される写真が発見され、その真偽をめぐり論争が起こっている。
イギリス出身の写真収集家テリー・ベネット氏(56)は25日、YONHAPニュースのロサンゼルス発記事を通じて大院君(テウォングン)と高宗(コジョン)らの実物が掲載されたアルバムを公開し、この中の1人が明成皇后だと主張した。
日本の刺客によって無残にも殺害された明成皇后の実物は今まで確認されていない。ベネット氏が公開した写真のうち明成皇后の推定写真にはドイツ語の筆記体で「Die Ermodete Konigin(殺害された王妃)」という説明が書かれている。この写真は、名前は不明のドイツ人が乙未事変(ウルミ事変、明成皇后殺害事件)が起こる1年前の1894年に撮ったとされる。