韓国特使と会談の安倍首相「やはり会ってこそ誤解解ける」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.19 08:06
少女像設置などの問題でこう着状態を繰り返してきた韓日両国が、早期首脳会談開催およびシャトル外交再開などに共感し、関係改善の意志を見せた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使の文喜相(ムン・ヒサン)共に民主党議員が18日、安倍首相と会談した席でだ。慰安婦合意問題は両国がそれぞれの立場を陳述するところから進んでいない。
文特使は安倍首相に文大統領の親書を渡しながら「未来志向的に発展していこうという思いを込めている」とし「文大統領は首脳間の早期会談と盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領時代などの(韓日間)シャトル外交の復元まで希望している」と説明した。A4用紙2枚分の親書は、文在寅政権の対外戦略や慰安婦合意など対日政策の方向に触れている。
安倍首相は2015年末の韓日慰安婦合意について「慰安婦」という表現を使わず「一昨年の合意も国家間の合意であるだけに未来志向のために着実に履行していくことを望む」と述べた。続いて「昨今の両国関係は多くの人々が友好関係を築いてきた結果であり、さまざまな問題をうまく管理し、障害にならないよう発展していかなければいけない」と話した。