<囲碁:人間vs人工知能>「アルファ碁の悪手はエラーやバグではなく最善の手」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.15 11:26
13日に李世ドル九段の白78手目に対するアルファ碁の“悪手”はマシンラーニング(機械学習)にまだ隙があることを示しているというのが人工知能(AI)専門家らの診断だ。
慶熙(キョンヒ)大学経営学部のイ・ギョンジョン教授は「アルファ碁のアルゴリズム(問題解決手続き)は候補群を選んだ後にここから確率が大きい手を選択する方式。これまで学習したデータに基づいて候補群を選ぶがここで失敗を犯したようだ」と説明した。簡単に言えば白78手目はアルファ碁がまともに学習できていない手のため対応するのが難しかったという意味だ。