朴槿恵の観光振興法、1150日ぶりに国会通過(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.03 11:16
また別の経済活性化法である国際医療事業支援法案は昨年10月24日に国会に提出されて405日が経つ。医療機関の海外進出を促進して外国為替者誘致の活性化を支援する内容だ。保健福祉部長官が3年ごとに国際医療事業支援総合計画を立てて、これに伴い政府が海外に進出したり外国人患者を誘致したりする病院に税金の減免・払い戻しなどの支援ができる。
「医療の民営化に変質する」として反対していた野党を説得するために、海外の営利医療法人の国内迂回投資の禁止条項を明示して医療広告の許容範囲に医療機関に制限した。政府はこの法の施行によって国際医療事業が本格化すれば、新たな青年雇用が年間5万件以上、毎年6兆ウォンの付加価値が生み出されると期待する。朴大統領が3月に中東4カ国の歴訪を終えた後に開かれた閣僚会議で「今回の中東歴訪外交成果の1つが医療分野なのに、これが活性化するには国会に係留中である国際医療支援法が通過しなければならない。早く処理されるよう格別に気を遣ってほしい」と要請するほど愛着を示していた法案だ。