また訪問したい韓国をつくろう…「Kスマイルキャンペーン」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.05.02 14:40
香港人のヤンペイウィンさんは今年2月、5回目となる韓国旅行をした。ソウル・釜山(プサン)・済州(チェジュ)などをすでに訪問したことがあるため、変わった経験を望んだヤンさんは、「Kトラベルバス」を利用して慶尚北道の安東(アンドン)と聞慶(ムンギョン)に行った。安東の河回(ハフェ)マウルで韓国の伝統文化を体験し、聞慶セゼでレールバイクやパラグライディングも楽しんだ。ヤンさんは「美しい風景やおいしい食べ物を楽しむことができた」と満足感を表した。
ヤンさんのように韓国を繰り返し訪問する観光客が増え、ショッピングや医療に偏っていた観光商品が変わり、新しい経験に対する需要が増えている。Kトラベルバスはこれを狙った事業だ。江原道(カンウォンド)や慶尚北道・全羅南道など8つの広域自治団体とともに6つの観光区間を開発し、今年3月に運営を始めた。交通と宿泊、外国語通訳ガイド、観光地入場料と体験料すべてが含まれたいわゆる「オールインワン」商品だ。Kトラベルバスを利用したブルガリア人のバシレバさんも「韓国が好きだという共通分母を持つさまざまな国籍の友達と一緒に旅行ができるというのがこのバスのもう一つの長所」と話した。