韓国、月探査計画来年から本格施行…2018年に月探査衛星打ち上げを目標
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.31 08:55
月探査計画が来年から本格施行される。未来創造科学部は30日、果川(クァチョン)庁舎で李錫駿(イ・ソクチュン)第1次官主宰による宇宙開発振興実務委員会を開き「月探査1段階開発計画案」を審議・議決したと明らかにした。これに先立ち未来創造科学部は国会審議を経て来年度の月探査予算200億ウォン(約20億円)を確保した。
2018年までに月の軌道を周回する探査衛星を打ち上げるのが韓国政府の1段階目標だ。開発計画案によると、航空宇宙研究院を中心に550キログラム級「月探査軌道船」を打ち上げる。これまで月探査事前研究と国際協力を推進した「月探査研究団」を「月探査事業団」に変更して総括の役割を任せる。これとともに衛星開発研究団など月探査開発プロジェクトに参加する。未来創造科学部は米航空宇宙局(NASA)と技術協力も推進する予定だ。これを通じて月軌道では追跡と深宇宙航法、月映像データ処理システムなどに対する諮問を受ける計画だ。