李明博(イ・ミョンバク)大統領と麻生太郎首相は28日、東京の首相官邸で会談を行い、北朝鮮への対応などで意見交換し、韓日間で連携して対処していくことを再確認した。
特に両首脳は北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議のうち、北朝鮮以外の6カ国協議参加国による「5カ国協議」が必要だという認識で一致した。麻生首相との会談は、李大統領の就任後8回目となる。
李大統領と麻生首相はこの日、会談後の共同記者会見で「いかなる場合にも北朝鮮が核を保有することは容認できないという立場を改めて確認した」と明らかにした。李大統領は「5カ国が6カ国協議という枠組みの中で、北朝鮮に核を断念させるべきだということについて、意見交換が行われた」と述べた。これについて麻生首相も「5カ国協議について、関係国と協議していきたい」と話した。