減少した中国人観光客…韓国、昨年11月のサービス収支33億ドルの赤字
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.05 15:16
半導体が主導する輸出好調によって経常収支が69カ月連続で黒字となった。だが、韓国人旅行客の海外旅行が増える一方で中国人観光客が減り旅行収支が悪化したため、黒字幅は減少した。
韓国銀行が5日に発表した「2017年11月の国際収支(暫定)」によると、昨年11月の経常収支は74億3000万ドル(8390億円)の黒字を記録した。黒字は2012年3月以降、69カ月連続となる。だが、昨年同月(80億3000万ドル)に比べて黒字幅は減った。
経常収支黒字規模の減少はサービス収支の悪化のためだ。昨年11月のサービス収支は32億7000万ドルの赤字を記録した。月間赤字規模で歴代最大だった昨年10月(35億3000万ドル)よりは少なくなったが依然として歴代4位水準だ。