韓国法務部長官候補、過去に女性の印鑑を偽造して婚姻届
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.16 08:36
安京煥(アン・ギョンファン)法務部長官候補が42年前、女性の同意なく印鑑を偽造して婚姻届を提出し、約1年後に裁判所から婚姻無効判決を受けていたことが15日、確認された。ソウル家庭裁判所の1976年3月11日付の判決文によると、安候補は大学卒業後に知人の紹介で知り合った5歳年下のキムさんと交際し、75年12月にキムさんの印鑑を偽造して婚姻届を出した。
キムさんは安候補と合わない部分があったため婚約と婚姻をためらっていた。しかし安候補は偽造した印鑑で慶尚南道密陽郡府北面長に婚姻届を出し、2人は戸籍上夫婦となった。後にこれを知ったキムさんはソウル家庭裁判所に婚姻無効確認請求訴訟を起こした。判決文によると、安候補は「婚姻届を出せばキムさんがやむを得ず結婚するだろうと漠然と考えた」という趣旨で弁論した。