386スパイ「逮捕から3日で…」金昇圭国情院長の退陣なぜ?

386スパイ「逮捕から3日で…」金昇圭国情院長の退陣なぜ?

2006年10月28日08時24分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  金昇圭(キム・スンギュ)国家情報院長が退く。

  国情院は27日「金院長が昨日(26日)、大統領に会って外交安保陣営を新しく構築するのに負担をかけないようにするために辞意を表明した」と発表した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は金院長の退陣意思を受け入れたものと伝えられた。尹光雄(ユン・グァンウン)国防、イ・ジョンソク統一部長官に続き金院長も去ることにより、政府発足後、初めて外交安保部処首長が全員交代することになった。

  ◆大統領の面談日程急に決まり=金院長の急な辞意表明をめぐり陰謀論が提起されている。これは国情院が与党圏内の運動圏出身386世代を相手にスパイ集団事件捜査を拡大する時点に合わせ、金院長の辞表問題が出されたということから始まる。

  まず金院長が辞めるという意思を表明して盧大統領がこれを受け入れるまでの過程をめぐり、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と国情院側の説明が食い違う。最初、金院長は尹長官とイ長官が相次いで辞意を表明すると自分も辞めようとした。しかし青瓦台(チョンワデ、大統領府)側で「国政院長交替については決まっていない」という話が出ると、これを留保したと伝えられた。このときには、まだ青瓦台(チョンワデ、大統領府)では金院長の留任を取り上げる人が多かった。

  そんな中、26日午後、急に盧大統領との面談の日程が決まった。この席で金院長が退陣すると言うと盧大統領が即席で「分かった」と言って去就問題が結論づいたというのが国情院側の説明だ。

  国情院のスパイ集団事件捜査は24日夜、外部に知られ始めた。一方、青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は盧大統領が即答の代わりに「考えてみよう」と言い、ひと晩悩んだ末に27日午前、受け入れることにしたと言っている。青瓦台面談をめぐり、両側が互いに違う話をするわけだ。

  ◆「国情院長変われば捜査に影響」=特に国情院の核心関係者は「盧大統領との面談を青瓦台側で先に要請したものと聞いている」と伝えた。それで国情院側は自ら辞退というより更迭だと見ている。留任の可能性をほのめかした青瓦台がスパイ集団事件が政界全般に拡がる兆しを見せると金院長を呼んで辞意を表明する型式を踏むようにしたというのだ。盧大統領と金院長の面談は元々11月1日だった。

  国情院関係者はこの過程で青瓦台内の386参謀たち息がかかっていると疑っている。ある関係者は「民主労動党幹部の北朝鮮工作員接触事件を発表してから一部の青瓦台関係者が非常に立場的に悪くなったものと聞いている」と話した。この関係者は「大共捜査の特性上、情報機関長が辞めれば捜査が影響を受けるほかない」と懸念した。

  しかし青瓦台側は金院長の退陣とスパイ集団事件を関連付けることは陰謀論だと一蹴している。

  青瓦台の核心関係者は「最初金院長は交代の対象に含まれていたが時期をめぐり悩んだだけ」とし「国会人事聴聞会などを勘案し、後任の再任期間1年を保障しようとしたが、今回にいっぺんに入れ替えたほうがましだという判断をした」と話している。

  

  ◆金昇圭(キム・スンギュ)国情院長(63)は=検察出身で最高検察庁次長と法務部長官を務めた後、昨年7月、国情院長に任命された。就任1カ月で「国情院不法盗聴事件」を引継ぎ国家情報機関創設史上初めて盗監聴の事実を認めて対国民謝罪をしている。これは林東源(イム・ドンウォン)、辛建(シン・ゴン)2人の前職国情院長の拘束という初の事態につながった。
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