「金正恩委員長、斬首作戦の情報収集に血眼」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.16 07:54
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の今年の対外公開活動は計51回(6月15日基準)で、前年同期に比べ32%減少したと、国家情報院が15日明らかにした。就任後初めて国会を訪問して情報委員らと懇談会を行った徐薫(ソ・フン)国家情報院長ら国家情報院側が「公開活動の半分は軍事関連活動」と述べながら説明した内容だと、李チョル雨(イ・チョルウ)情報委員長が伝えた。
国家情報院によると、金委員長は北朝鮮がミサイル発射に成功したと明らかにした7回の現場をすべて参観した。国家情報院側は「公開されていないが、発射が失敗した2回の現場にもいたはず」と話した。
金委員長の公開活動は2013年244回、14年177回、15年169回、16年148回と年々減っている。これについて国家情報院は「すでに権力掌握に成功したため(自信を得て公開活動を減らしたもの)とみられる」と述べた。