주요 기사 바로가기

【中央時評】韓国が北朝鮮を追い抜いていた理由(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 16:52
0
北朝鮮の金日成主席は現地指導を選んだ。50年代後半から日常化した現地指導は、言葉通りに金日成主席が企業や機関に直接足を運んで指示を行う方式だった。企業運営の原則だけでなく、生産方式などつまらないことまで全部含まれた。現地指導が官僚主義を打破して問題を実際に解決するためとは言ったものの、最も重要な目的は偶像化だった。現地指導を受ける企業に原材料や現金を与え、そのために生産量が増加したことを首領様の偉大な指導のおかげだと宣伝する形だった。

北朝鮮の金氏一家は現地指導で非常に忙しかった。金日成主席は2日に一回程度で年平均420社や機関を訪問した。金正日(キム・ジョンイル)総書記も同様だった。朝鮮中央通信は金正日総書記が金日成主席を補佐して同行したことを含め、2002年まで現地指導を行った距離が地球の11回りを回ったことに相当するとしてその努力を称賛した。北朝鮮の公式声明によると、金正日総書記が死んだ理由も現地指導による過労死だ。金正恩(キム・ジョンウン)委員長は父親よりも現地指導を多く行っている。しかし、一国の最高指導者が水産物企業を訪問して魚をもっと取るように求めたり、北朝鮮産眉毛化粧品はあくびをするだけでも落ちて目が「たぬき」のようになると叱責したりする場面は一つのコメディだ。

 
現地指導は、北朝鮮が最高権力者一人のために動く閉鎖的なシステムであることを証明している。そのシステムは能力主義でなく忠誠主義に基づいたものだ。また、偶像化のために見せかけで莫大な資源を無駄遣いする非効率的な制度だ。現地指導は経済成長と関係がない。統計分析の結果でも現地指導を多く行った産業とその産業の成長との間には何の相関関係もなかった。このような国が発展できないのは当然だ。

問題は韓国のガバナンスが北朝鮮のように変わっているということだ。朴槿恵(パク・クネ)前大統領は能力より自身の意思に従い、裏切らない人を採用して閉鎖的に国政を運営した。その結果、自身の父親が立てた能力主義を自ら破壊した。かつての政府でも「コード人事」「忠誠度中心の人事」に対する批判が多かった。いつからか大統領は最高の専門家よりも最高に忠誠をつくす腹心を探すことに夢中になっている。このように、韓国は能力主義や開放性、効率性の面でむしろ退歩している。

新政府ではどれほど改善できるだろうか。大統領候補のキャンプ内で忠誠競争が激しくなり、新政府が発足した後にも忠誠度中心で人選を行うなら、韓国は最後の致命的な打撃を受けるだろう。その忠誠主義の被害をそのままこうむる国民が、大統領候補陣営のキャンプがどのように動いているのか、次の大統領はどのように人選を行うのか注意深く見守るべきだ。

キム・ビョンヨン/ソウル大経済学部教授


【中央時評】韓国が北朝鮮を追い抜いていた理由(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP