熱い世界のバッテリー市場…韓日中3カ国の競争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.29 11:24
LG化学関係者は「シェアは過去の指標にすぎない。ナビガントの調査は韓国の電気自動車バッテリーメーカーの今後の見通しが明るいということを見せたもの」と解釈した。
スマートフォンなどに使われる小型電池部門では韓国が圧倒的だ。市場調査会社B3によるとサムスンSDIがシェア25%で1位、LG化学が16%で2位だ。続けてパナソニック、ATL、ソニーの順だ。ただしサムスンSDIが最近発売したギャラクシーノート7のバッテリー爆発により会社設立以来最大の危機を迎えていることが懸念される。サムスン電子は実際に新しく発売したノート7のバッテリー調達先として中国ATLを選択した。
ESSもやはり韓国企業が卓越している。昨年6月のナビガントリサーチのESS分野競争力評価報告書によると、LG化学が1位を維持しており、次にサムスンSDI、BYDが続いた。韓国の中小企業のコカムがBYDに続き4位に入ったのも目につく。コカムは7月に世界1周に成功した太陽光飛行機「ソーラーインパルス2」にバッテリーを供給した強小企業だ。